新年明けましておめでとうございます
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
令和7年乙巳(きのとみ)の年の始まりを謹んでお慶び申し上げます。
本年も元旦早朝に、地元デザイン書道家の鈴木愛先生に今年の干支である「巳」の字をお書きいただきました。今年の一年を象徴する一字をいただき、素晴らしいスタートを切ることができました。愛先生いつもありがとうございます。
去る令和6年は天長元年(824年)の老津神社ご創建より1200年という大きな節目を迎え、臨時大祭たる「創建千二百年祭」の斎行や、新社務所建設の奉賛活動など、多くの祭典・行事を執り行いました。
この間、氏子崇敬の皆さまには多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、本年令和7年は「乙巳(きのとみ)」の年でございます。
植物の成長を司る「乙(きのと)」に、再生や金運の象徴であるへびをあらわす「巳」が合わさり、「長年の努力が実を結び大きく花開く年」となると言われております。また転じて「大きな変化がもたらされる年」とも言われております。
歴史を紐解くと、飛鳥時代の625年「大化の改新」と呼ばれる一大変革が起きた年もまた、この「乙巳(きのとみ)」の年でありました。
教科書では「乙巳の変(いっしのへん)」とも表記されておるようですが、朝廷を牛耳る蘇我氏の専横を見かねた中大兄皇子と中臣鎌足が、宮中にて蘇我入鹿を成敗し、国家のあるべき姿を示した一大変革でありました。
昨年は元旦の能登半島地震に始まり、相次ぐ増税や物価高で多くの国民が不安な中での生活を強いられました。
今年こそは大いなる変革の下、日本国が一つにまとまり、人々が安心して暮らせる世の中になりますことを衷心よりご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。